JR東日本は23日、盛岡駅の改札やみどりの窓口を集約する改良工事を12月から始めると発表した。新幹線と在来線の改札を再編して南北通路を整備、回遊性を高める。北口改札を出た場所にある店舗群は面積を倍増する。2026年度中の完成を目指す。
現在は新幹線と在来線それぞれに北口と南口改札があり、さらに新幹線と在来線の乗り継ぎ改札がある。改良後は乗り継ぎ改札をなくし、新幹線と在来線の改札は1カ所ずつにまとめる。
北口と南口にあるみどりの窓口と券売機は南口側に集約する。北口側の店舗エリアを新しく開発し、売り場面積は1350平方メートルに広げる。出店の内容は未定という。
現在の盛岡駅舎は4代目で、1981年に完成してから3回目の大規模改修になる。JR東日本の大森健史盛岡支社長は「初めて盛岡に来た方でもわかりやすい駅になる」と狙いを語った。
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