京セラは23日、製造現場などで人の作業を代替する協働ロボットの運用システムをデンマークの協働ロボットメーカー、ユニバーサルロボットに提供すると発表した。同社は協働ロボを世界で9万台以上販売する大手で、京セラはユニバーサルロボットと組み、中小企業を含めた工場などでの自動化や省人化の需要を取り込む。
システム名は「京セラロボティックサービス」。協働ロボは工場の生産ラインなどで使われる小型の産業用ロボットで、トレーに並んだ部品を順番に加工機に投入するなど、省力化に貢献する。京セラのシステムでは設定時のプログラミングを同社のエンジニアが担うため、人材が不足している中小企業でも手軽に導入しやすいという。
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