鳥取市内の15店舗に設置される回収ボックス

鳥取市は24日、家庭や職場で未開封の食品を寄付用に持ち寄ってもらう「フードドライブ」事業でセブン―イレブン・ジャパンと協定を結んだ。同社の市内にあるコンビニ15店舗に回収ボックスを設けて25日から受け付ける。同社にとって中四国で初めての事業となる。

15店に集まった食品は社会福祉のNPO法人が回収し、鳥取市と市周辺の4町、市に近い兵庫県北部2町の計7自治体にある子ども食堂のほか、支援が必要な団体・個人に分配される。子ども食堂は福祉団体、麒麟(きりん)のまち地域食堂ネットワーク(鳥取市)が運営する50カ所が対象になる。

食品は米、缶詰、インスタント・レトルト食品、飲料、調味料など。中元や歳暮商品の詰め合わせで余ったものなどを想定。賞味期限2カ月以内が望ましく、生鮮品は遠慮してほしいとしている。

セブン―イレブン・ジャパンは宮城県亘理町、さいたま市、埼玉県志木市、長崎県雲仙市の店舗ですでにフードドライブ事業を展開している。

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