米国では「ハローパンダ プレッツェル」でプレッツェル市場を開拓する

明治は、約41億円を投じて米サンタアナ工場(カリフォルニア州)を増設し、ビスケット菓子「ハローパンダ」を増産する。米国でのハローパンダの売り上げは2017年度比で約3倍に拡大している。25年度中に施設を増強して需要の拡大に対応する。ブランド全体で26年度までに23年度比で約1.5倍の売り上げを目指す。

ハローパンダは1987年に日本で「こんにちはパンダ」の商品名で販売していた。現在は海外のみで販売し、東南アジアなど約30カ国で展開している。明治は26年度までに海外売上高比率を10%以上とする目標を掲げており、生産体制の強化や販売エリアの拡大を進める。

米国ではプレッツェルとチョコレートクリームを組み合わせたハローパンダの新商品もそろえる。明治によると米国のプレッツェル市場は約4200億円とクッキーの市場規模とほぼ同じで、新商品で市場開拓をめざす。

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