中国四国百貨店協会が発表した9月の中国地方5県の百貨店売上高は、前年同月比1.5%減の132億円だった。前年割れは13カ月連続。8月に大きく落ち込んだ衣料品は同4.8%減とやや持ち直したものの、中四国唯一だった仏高級ブランド「エルメス」退店の影響が残る岡山高島屋(岡山市)が同13%減ったことが全体を押し下げた。
鳥取の丸由百貨店(鳥取市)の売上高は同0.4%減の2億8600万円だった。9月前半に買い物ポイントの5倍付与や花のプレゼントといった販売促進を強化したところ、化粧品が好調に推移。だが中旬から秋物衣料を本格展開したにもかかわらず、気温上昇が足かせとなり売り上げが伸びなかった。
天満屋は1.5%増の27億8300万円(岡山県内3店舗)だった。期間限定のブランド装身具や美術催事が好調に推移した。
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