エムケー精工は25日、2025年3月期の連結純利益が前期比68%増の12億円になりそうだと発表した。従来予想より5億5000万円上方修正し、2年ぶりに最高益となる。主力の門型洗車機は、今期から政府のガソリンスタンド向け補助金制度の対象外となった影響が予想ほど広がらず、需要が想定を上回る。

工事現場向け電光表示板では、太陽光発電に対応するなどした新機種が好調だった。家電事業では南海トラフ地震臨時情報の発表を受けて米を備蓄する消費者が増え、保冷米びつや精米機の販売が伸びた。売上高は3%減の275億円を見込み、従来予想から10億円上方修正した。

同日発表した2024年4〜9月期の連結決算は純利益が前年同期比54%増の10億円、売上高は8%増の148億円だった。

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