蓋を開けるとレモンが浮かぶ見た目のユニークさも人気だ

アサヒビールは30日、蓋を開けると輪切りのレモンが浮かぶ缶チューハイ「未来のレモンサワー」を12月17日から関西・北陸・東海地区で発売すると発表した。従来は関東甲信越だけで販売していた。今後は原料の調達先を増やすことなどを検討し、販売エリアを広げていく。

大阪や愛知など2府11県で初めて発売するほか、品切れとなっていた関東甲信越の1都9県でも11月19日から販売を再開する。通常のオリジナルレモンサワーと、液体に糖が入っていないプレーン味の2種類を売り出す。希望小売価格は298円。

未来のレモンサワーは蓋が全開になるフルオープン缶を使うのが特徴。輪切りのレモンが中に入っており、缶を開けるとレモンが浮かぶ仕組みだ。6月と8月に2度発売したが、レモンの調達が難しいことなどから、販売地域と数量を限定していた。多くの量販店で売り切れが相次ぐなど人気となり、販売再開を求める声が続出していた。

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