独BMWの日本法人ビー・エム・ダブリューは29日、新型「1シリーズ」を東京都内で発表した。2004年に初代モデルが登場して以来4代目。5年ぶりの全面改良で、発進時に電気モーターを補助的に使う「マイルドハイブリッドシステム」を1シリーズで初めて採用した。

新型は、2種類のエンジンタイプを用意。ベースモデル「120」とスポーツモデル「120 M Sport」は、1.5リッター直列3気筒ターボエンジンを搭載し、モーターと組み合わせたシステムトータルは、最高出力170馬力、最大トルクは280Nmを発揮する。マイルドハイブリッドシステムにより、先代比でパワーと燃費性能が向上した。

サーキット走行の技術が注ぎ込まれた4輪駆動の最上位モデル「M135 xDrive」は、2リッター直列4気筒ターボエンジンで、マイルドハイブリッドは非装備のガソリン車。最高出力は300馬力で、停止状態から時速100キロまで4.9秒で達する。

発売は11月1日。価格は478万円から(税込み)。【時事通信社】

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