大阪万博に設置予定の動力源が水素の自動販売機のイメージ

コカ・コーラボトラーズジャパンと富士電機は30日、水素を活用してつくった電気で動く自動販売機を2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の会場に設置すると発表した。通常の自販機と異なり、稼働時に二酸化炭素(CO2)を排出しないほか、天候の影響を受けずに発電できる。

万博の会場に1台設置する。自販機の側部に設置した発電機に、水素カートリッジを取り付ける。水素と空気中の酸素が化学反応を起こすことで、電気を生み出す。

富士電機によると、水素カートリッジを使った自販機は世界で初。通常の自販機よりコストはかかる半面、本体は小さく、屋外にも設置できるなどの利点がある。

【関連記事】

  • ・大阪万博リング、圧巻の規模と眺望 木組みに光る伝統技
  • ・関西鉄道4社がクレカ決済 万博機にキャッシュレス進む

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。