ロート製薬が万博で展示する細胞培養装置(イメージ図)

ロート製薬は30日、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)で大阪府・市が運営する「大阪ヘルスケアパビリオン」に、再生医療に使う細胞培養装置を展示すると発表した。患者から採取した組織を用い、幹細胞の取り出しから培養まで1台で完結できる次世代型の装置。万博を通じて再生医療技術を世界にアピールする。

ロート製薬は細胞の培養装置の開発を手掛けている。展示するのは将来的にクリニックなどでの利用を想定する小型の装置。万博では大型ビジョンを通じて再生医療が日常に浸透した都市生活を疑似体験できる展示も用意する。

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