駿台予備学校を運営する駿河台学園(東京・千代田)は30日、高校教員や予備校講師向けにコーチングの研修サービスを始めると発表した。生徒の学習意欲を向上させるコーチング手法などのオンライン研修と検定試験をセットで提供する。指導力を高めたい教員らの需要を見込む。
11月に始める「大学受験コーチング検定」は入門編から応用編まで4段階のレベル別に受講できる。レベルによって異なるが、1人あたりの費用は最大3万1900円。
受講者は動画やテキストで5〜15分程度学習したあとに10分間の確認テストを受け、1〜2カ月間かけて学習と確認テストを30回程度繰り返す。その上で60分間の修了試験に臨み、8割以上の正解で合格となる。合格者には指導法などのテキストも販売する。
【関連記事】
- ・駿台、高卒生を基礎から徹底指導 AI教材活用し習慣づけ
- ・駿台、アタマプラスに35%出資 オンライン塾を共同展開
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。