イオンリテールは「プライドフィッシュ」を中心に水産物を販売するフェアを開催する(31日、東京都江戸川区)

イオンリテールは31日、全国漁業協同組合連合会(全漁連)が選定した地域の一押しの魚介類「プライドフィッシュ」や地魚などを販売するフェアを開催すると発表した。イオンやイオンスタイルなど約380店舗で11月1日から4日まで催す。水産庁が制定した「さかなの日」の活動強化月間である11月に合わせ、水産物の需要を喚起する。

脂がのった上品な白身が特徴の「長崎の赤カマス」や濃厚な味わいの「いしかわのサワラ」など、約30種類のプライドフィッシュを販売する。手軽に魚を食べてもらえるよう、電子レンジで温めるだけで食べられるあら汁(213円)や煮魚(645円)もそろえた。

プライドフィッシュ「いしかわのサワラ」は脂肪をたっぷり蓄え濃厚な味わい(31日、東京都江戸川区)

加工がしづらいことから市場に出回らない長崎県の「アイゴ」を使った「香味パン粉焼き用」や石川県で養殖された「西海サーモン」なども販売する。取扱商品は店舗や水揚げ状況によって変わる。

イオンリテールは2015年からプライドフィッシュを販売している。同社の松本金蔵・水産商品部長は「お客様に喜んでいただき、なおかつ魚を食べて『おいしい』と思ってもらえるよう一生懸命取り組んでいきたい」と話した。

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