このうち東京 千代田区の「東京中央郵便局」では、午前9時から販売が始まり、訪れた人たちが来年の干支(えと)の「へび」のイラストなどが描かれた年賀はがきを早速、買い求めていました。
日本郵便は先月から郵便料金を値上げしていて、来年用の通常の年賀はがきもこれまでの63円から85円となります。
窓口を訪れた50代の男性は「去年は200枚購入しましたが、値上げもあるので、ことしは5枚買いました。ふだん会えない友人に近況を伝えようと思います」と話していました。
年賀はがきの発行枚数はSNSの普及などを背景に減少傾向が続いていて、会社は値上げを背景に需要がさらに落ち込むと見込んで当初の発行枚数を10億7000万枚と、前の年より25%減らします。
会社は、1日からはがきにQRコードを記載して年賀状の送り先に食品や日用品などを贈ることのできる新たな商品の販売も始め、需要を掘り起こしたいとしています。
年賀状の受け付けは来月15日から始まります。
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