大阪ガスは1日、環境価値を取引する「クリーンガス証書」を日本ガス(鹿児島市)から取得し、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)向けの都市ガスに割り当てると発表した。大ガスは万博会場に供給する全ての都市ガスの二酸化炭素(CO2)排出を実質ゼロにする方針を掲げている。クリーンガス証書の取引は国内初という。

日本ガスは鹿児島市内のごみ処理施設で製造されるバイオガス事業の環境価値を証書にして提供する。大ガスは万博会場に約130万立方メートルの都市ガスを提供するが、そのうち約4万立方メートルに日本ガスの証書を割り当てる。

クリーンガス証書は次世代の都市ガス「eメタン」やバイオガスによる環境価値を取引する仕組みで、4月から始まった。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。