自ら開発した総菜を販売する広島修道大の学生(1日、広島市)

西日本で総合スーパー(GMS)を運営するイズミは、広島修道大学の学生と共同開発した総菜を発売した。11月10日までの期間限定で、広島県内の16店舗で販売する。売れ行きによってはレギュラー商品にする。両者は2023年9月に包括連携協定を結んでおり、今回の総菜開発もその一環となる。

マーケティングを学ぶ学生16人が参加し、9カ月かけてポテトサラダをパイ生地で包んだ「ポテサラスティッくん」(税込み182円)など4品目を開発した。若者目線を生かし、短時間で手軽に食べられたり韓国料理の要素を取り入れたりした総菜に仕上げた。

価格などについても考慮し、他の商品同様にコストパフォーマンスを意識した。イズミは味にこだわった高付加価値の総菜ブランド「zehi(ぜひ)」を展開しており、担当者は「取り入れる可能性は十分にある」としている。

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