ワークマンが5日発表した2024年4〜9月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比1%減の75億円だった。賃上げや従業員の増加により人件費が増えたほか、出店加速による店舗運営などに必要な業務委託料が膨らみ、販管費が9%増加した。円安に伴う仕入れ価格の上昇も響いた。
売上高にあたる営業総収入は微増の657億円、営業利益は1%減の119億円だった。今夏の猛暑の影響で、ファン付きウエアなどの夏物商品が伸長。雨関連商品も好調に推移した。一方、アウトドアブームの一巡もあり、キャンプ用品などの販売は低調だった。
24年9月末の全店舗数は、女性向け衣料品店「#ワークマン女子」の積極出店もあり、24年3月末に比べ10店多い1021店だった。
25年3月期通期の業績予想は据え置いた。営業総収入は前期比4%増の1385億円、税引き利益は2%増の163億円を見込む。
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