システムサポートが6日発表した2024年7〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比12%減の2億4700万円だった。主力のクラウド関連事業は好調だったものの、確定拠出年金制度への移行に伴い前年同期に計上した特別利益の反動減や、海外でのM&A(合併・買収)による為替差損が響いた。

売上高は同22%増の61億円、営業利益は同9%増の4億3600万円だった。クラウド化の進展を背景に、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)やサービスナウなどの利用に関する技術支援が好調だった。

25年6月期通期の連結業績予想は据え置いた。売上高は前期比18%増の260億円、純利益は同18%増の14億円の見込み。

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