米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)は6日、TOB(株式公開買い付け)を通じ、システム開発を手掛ける富士ソフトの株式(新株予約権を含む)の35%を取得したと発表した。同社を巡っては、米ファンドのベインキャピタルもTOBを実施する方針を示しており、争奪戦となっている。

KKRは1株当たり8800円で、9月5日から11月5日にかけて買い付けを実施。富士ソフト筆頭株主のシンガポールの投資ファンド、3Dインベストメント・パートナーズなどが応募した。

富士ソフト本社=横浜市中区

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