アメリカ大統領選挙でトランプ氏の当選確実が伝えられたことを受けて、6日のニューヨーク株式市場では、取り引き開始直後から買い注文が広がっています。

背景には、選挙戦でトランプ氏が掲げてきた減税策の実行によって、企業の業績を押し上げることへの期待感や、規制緩和による恩恵を受けるとの思惑が広がっていることがあり、金融などの銘柄で上昇が目立っています。

市場関係者は「市場では、トランプ氏の勝利が予想していたよりも早く伝えられたという受け止めが出てきている。同時に行われた連邦議会の選挙でも、共和党が上院の多数派を奪還することが確実となり、トランプ氏が掲げる政策が実行しやすいとの見方が強まっていることも、株価上昇の要因になっている」と話しています。

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