7日の東京株式市場は、アメリカ大統領選挙で当選を確実にしたトランプ前大統領の減税策への期待感などから、6日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価が1500ドルを超える上昇で最高値を更新したのを受け、取引開始直後は値上がりで始まりました。

一時、400円以上の上昇となりましたが、その後はいったん利益を確保するための売り注文に押され、値下がりに転じました。

▼日経平均株価、7日の終値は6日の終値より99円26銭、安い3万9381円41銭。
▼東証株価指数、トピックスは逆に27.16、上がって、2743.08。
▼1日の出来高は27億5761万株でした。

市場関係者は「日経平均株価はきのう1000円を超える値上がりとなったこともあって7日はいったん利益を確保するための売り注文が優勢となった。また、トランプ氏が公約に掲げる減税策や輸入品に高い関税を課す政策が日本をはじめ世界経済に及ぼす影響などを慎重に見極めたいという投資家も多い」と話しています。

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