湯沸かし中は台座が光り音楽が流れる

バルミューダはやかんのような見た目をした電気ケトルを発売すると発表した。東洋的なデザインを採用し、1度単位で温度調整ができる機能を搭載した。日本にくわえ、韓国と米国市場にも投入する見込み。家のインテリアにこだわる消費者の需要を取り込む。

新製品「ムーンケトル」を14日から同社のオンラインストアや家電量販店などで発売する。価格は2万7500円。セ氏50〜100度まで1度単位で温度調整ができ、30分間の保温機能も搭載した。一度に沸かせる量は900ミリリットルで、湯沸かし中には台座部分がオレンジ色に光り、3種類の音楽が流れるようになっている。

海外への展開は韓国で12月、米国は2025年春を予定する。担当者は「ブランドの認知度を高める製品として、海外を主戦場に見据えている」とした。

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