スマートフォン向け携帯充電器のレンタルサービスを手掛けるINFORICH(インフォリッチ)は7日、コンシェルジュ機能を搭載した貸し出しスタンドを開発したと発表した。人工知能(AI)を活用し、モニター画面に表示したキャラクターが交通案内や店舗案内に対応する仕組み。
同スタンドについて、シンガポールで公共交通機関を運行するSBSトランジットと事業提携に関する基本合意書(MOU)を結んだ。12月以降に現地で設置する方向で協議する。
ほかに2つの新型スタンドも開発した。クレジットカードでのタッチ決済に対応したタイプでは、スマホアプリが起動できない状態でも携帯充電器を借りられる。海外で実証実験を進め、オーストラリアや欧州で2025年3月以降に設置を始める。
もう一つが太陽光発電ができるタイプだ。屋外での設置を想定し、災害時でも充電器を貸し出せるようにする。設置時期は25年を目標とする。
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