上場企業や地方企業の経営者らが集う「LEC(ローカル・アントレプレナー・クリエーション)静岡2024」が7日、静岡市で開幕した。講演や座談、交流会などを通じ地方の新興・中小企業に成長への刺激をもたらし、上場企業には地方へ関わる機会とする。8日までの2日間で500人以上の来場を見込む。
開催は徳島、岩手、長野に続き4県目となる。起業家や起業志望者を育てる一般社団法人静岡イノベーションベース(SIB、静岡市)が主催。JR東静岡駅前のグランシップを会場に、上場経験者のほか家業継承から新事業に挑む「アトツギベンチャー」、支援機関など40人以上のゲストが登壇する。
開会であいさつした鈴木康友知事は、浜松市長時代のスタートアップ支援や県内への横展開について説明。しずおかフィナンシャルグループの柴田久社長は、傘下の静岡銀行による金融支援や企業マッチングイベント「テックビート静岡」などを紹介し利活用を促した。さくらインターネットの田中邦裕社長が基調講演に立った。
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