村田製作所は曲げ伸ばしできる電子基板「ストレッチャブル基板」を開発したと発表した。合成ゴムの一種で弾性のある「エラストマー」という素材を使い、最大で60%程度引き延ばした状態でも機能性と安全性を確保した。人の肌に取り付けて生体情報を集めるセンサーや、ウエアラブル機器への活用を見込む。2024年度内にも量産に着手する。
エストラマーのシートで電子回路を挟み込んだ構造となっている。生体センサーとして肌に貼り付けると、従来素材よりも不快感なく伸び縮みして密着する。日常の生活内で心臓の動きや脳波などの生体データを正確に収集できる。
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