国内のスタートアップが11月5〜8日に発表した主な資金調達をまとめました。各社の資金調達に関する記事やこれまでの関連記事を取り上げます。
EX-Fusion 11億円
核融合スタートアップのEX-Fusion(エクスフュージョン、大阪府吹田市)はベンチャーキャピタル(VC)などを引受先とする第三者割当増資で11億円を調達したと発表しました。レーザーを1秒間に10回、模擬燃料に照射する実験を始めます。
核融合のEX-Fusion、24年度内にレーザーの連続照射実験ECOMMIT 約6億5000万円
リユース・リサイクル事業を手掛けるECOMMIT(鹿児島県薩摩川内市)は中部電力などを引受先とした第三者割当増資で約6億5000万円を調達したと発表しました。拠点の拡大などに投じます。
AUDER 1億2000万円
小売業や卸売業の入出荷管理サービスを手がけるAUDER(オーダー、横浜市)はVCのALL STAR SAAS FUNDなどを引受先とした第三者割当増資で1億2000万円を調達したと発表しました。
ZAICO 3億円
クラウド型在庫管理ソフトを手掛けるZAICO(ザイコ、山形県米沢市)はVCのアーキタイプベンチャーズを引受先とする第三者割当増資で3億円を調達したと発表しました。人工知能(AI)などを活用して倉庫内の在庫量を分析し、部品などを自動発注するサービスを2025年春にも本格的に始めます。
在庫管理ソフトのZAICO、3億円調達 AIで自動発注日本ハイドロパウテック 約4億円
食材を粉末状に加工する技術を開発する日本ハイドロパウテック(NHP、新潟県長岡市)は約4億円を調達したと発表しました。海外展開を加速させます。
インパクトサークル 3億3500万円
社会や環境課題の解決と投資リターンの両立をめざす「インパクト投資」を手掛けるインパクトサークル(東京・港)はVCの環境エネルギー投資などを引受先とする第三者割当増資で3億3500万円を調達したと発表しました。インパクト投資によって実現できた貧困削減や就業機会の創出などの効果を定量的・定性的に可視化するサービスの開発と販売に充てます。
インパクトサークル、3.3億円調達 投資効果を可視化Castee 約4億円
SNS上でのコラボの依頼や募集ができるプラットフォームを手掛けるCastee(キャスティ、東京・渋谷)はニッセイ・キャピタルなどから約4億円を調達したと発表しました。新規事業の開発や海外進出の準備などに投じます。
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