中国の自動車メーカーなどでつくる「自動車工業協会」によりますと先月の新車の販売台数は、輸出も含めて305万3000台と、去年の同じ月と比べて7%増えました。

増加に転じるのは5か月ぶりです。

これは、政府が推し進める自動車の買い替え促進策によってEVなどの「新エネルギー車」の販売が去年の同じ月と比べて49.6%のプラスと好調だったためで、販売台数に占める新エネルギー車の割合は、46.8%となりました。

また、ガソリン車も含めた輸出台数は、去年の同じ月と比べて11.1%増え、販売台数を押し上げました。

ただ、欧米で中国製のEVへの関税を引き上げる動きが出ていることに加え、アメリカ大統領選挙でのトランプ氏の勝利を受けて、貿易摩擦が激化することへの懸念も出ていて、先行きには不透明感が広がっています。

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