北陸電力は11日、石川県白山市に建設中の水力発電所「鶴来古町発電所」のタービン設置作業を公開した。北陸電力は再生可能エネルギーによる発電量を、2030年度までに18年度比で年間30億キロワット時以上増やす目標を掲げている。新たな発電所の建設で脱炭素化を加速する。
鶴来古町発電所は22年2月に着工した。高さ4.7メートル、重さ12トンのタービンを設置し、隣接する水力発電所「鶴来発電所」で使いきれない水力を有効活用する。出力は584キロワットで、発電電力量は年間約460万キロワット時。一般家庭約1470世帯分の年間使用量に相当する。同発電所は25年4月の稼働を目指す。
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