井関農機は13日、農業管理アプリのアグリハブ(東京都調布市)と農作業の記録を効率化するサービスを開発したと発表した。アグリハブのアプリに井関農機の機械情報を管理するシステムを連携させた。これまで別々に管理されていた農作業記録と機械情報をひとつにまとめ、作業効率を高める。
井関農機のシステムで記録した機械の稼働状況や燃料消費量などのをデータをアグリハブのアプリ上で自動的に取得できる。手入力でしていた作業記録を簡単に作成できるほか、作業状況が可視化できるため次の作業計画も立てやすくなる。
国立研究法人の農業・食品産業技術総合研究機構が中心となって設計したオープンAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)を使い、データを連携させた。農業の現場でデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む一方、異なるメーカーの機器やシステムのデータを相互に連携させることが課題になっていた。
【関連記事】
- ・農家が開発した作業管理アプリ 地図表示で利便性アップ
- ・井関農機、女性推進チームを設立 女性農家を支援
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。