地域おこし会社のHACK(ハック、浜松市)は合同会社パーマカルチャーデザインラボ(同)と16日午後、浜松市内の高架下広場「新川モール」を会場に都市での土や緑との触れ合いなどを考えるイベントを開く。広場で取り組む農作物の栽培や堆肥づくりについて、飲食やトーク、ワークショップといった体験から学ぶ。
「アーバンファーミングデー」と題したイベントは入場無料。目玉としてスズキなど大手を含む市内の企業や個人が協力して育てたホップを使い、街なかで醸造したクラフトビールを販売する。市内の家庭ゴミを堆肥化し広場の植栽の土づくりに使う取り組みも実演しトークなどと合わせて紹介する。
新川モールはハックが指定管理者となり、約2年前からかんきつ類や野菜、ハーブといった作物を育てる。24年9月からは生ごみを集める堆肥化容器のステーションも設けた。「街で住み働く人たちが都市の循環や屋外空間の果たす役割について考え、小さくてもアクションにつなげてほしい」(高林健太代表)という。
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