13日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は小幅に反発し、前日比47・21ドル高の4万3958・19ドルで取引を終えた。朝方発表された米国の物価指標が市場予想と一致し、米連邦準備制度理事会(FRB)が12月に追加利下げに踏み切ることへの期待感から買い注文が優勢となった。
米労働省が朝方発表した10月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2・6%上昇と、伸び率は7カ月ぶりに拡大した。ただ市場予想通りだったことでFRBの利下げは継続するとの見方が広がり、相場を支えた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は続落し、50・67ポイント安の1万9230・73。(共同)
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