350ミリリットル入り2缶と製品紹介の冊子をセットにして専用の箱に入れた

クラフトビール大手のヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)は、工場タンクの熟成期間を6カ月以上に延ばし重厚な味に仕上げた「熟成ビール」を発売した。2本セットで3000円超と高額だが、洋酒好きなど同社ファン以外の購入も狙う。

「眠れるししし 2024」の予約を4月26日から公式通販サイト「よなよなの里」で開始した。6月以降をめどに一部の小売店でも数量限定で販売する予定だ。専用の箱に350ミリリットル入り2缶と製品紹介の冊子が入り、価格は送料込みで3520円。

通常製品より麦芽を多く使っており、麦の甘みを楽しむことができる。フルーティーな香りも特徴だが、未開封の状態で冷蔵庫で熟成するとシェリー酒のような香りに変化していくという。

通常、熟成期間は約10日だが同社は長期熟成が特徴のビアスタイル「バーレイワイン」を過去にも作っている。ただ、瓶で750ミリリットル入りなど価格が高くなりがちでギフト需要が多かった。今回は缶で350ミリリットル入りにし、自宅でゆっくり飲むのを想定している。

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