T&Dホールディングス(HD)が14日発表した2024年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比52%増の654億円だった。国内金利の上昇を受けて円建ての貯蓄性商品の販売が伸びた。T&Dは太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命の3社を中核とする生命保険グループ。本業のもうけを示す基礎利益(合算)は43%増の812億円だった。

運用から得られる収益が全体を押し上げた。外国債券の投資で為替変動の影響を抑えるためのヘッジコストが前年と比べて減少したことも影響した。生保の売上高指標の一つである保険料等収入は22%増の1兆3584億円だった。

25年3月期通期の業績予想は据え置いた。25年3月期の1株あたり配当金は前期比10円増の80円とする。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。