オープンハウスグループは14日、2025年9月期の連結純利益が前期比12%減の820億円になる見通しだと発表した。同業の三栄建築設計(現メルディア)の子会社化に伴う負ののれん発生益を前期に計上しており、その反動が出る。株主還元は手厚くし、配当は年168円と前期より2円増やす。最大100億円の自社株買いもする。
売上高は微増の1兆3000億円、営業利益は9%増の1300億円を見込む。主力の戸建て関連事業の営業利益は615億円と19%増える。在庫調整を終え、販売が回復する。投資家などに物件を売却する収益不動産事業の営業利益は227億円と44%伸びる。
今回発表した自社株買いでは発行済み株式数(自社株を除く)の約2%に当たる250万株を上限に買い付ける。取得は15日〜25年4月30日。
同日発表した24年9月期の連結決算は、売上高が13%増の1兆2958億円、純利益が1%増の929億円だった。
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