すし店「魚べい」「元気寿司」などを展開するGenki Global Dining Concepts(ゲンキグローバルダイニングコンセプツ、ゲンキGDC)はタイのフランチャイズ加盟企業を通じバンコク中心部の大型商業施設内にすしレストランを初出店した。地元住民や観光客を呼び込む。
GENKI SUSHI (THAILAND)が「Genki Sushi Central World」の店名で1号店を開いた。現地で人気が高いとされるマグロやエビのほか、サーモンに辛みのあるソースとパクチーを添えたすしを提供。うどんなどサイドメニューもそろえた。
ゲンキGDCは8月に元気寿司から社名変更し、宇都宮市から東京に本社機能の多くを移してアジアを中心とした海外事業を主軸とする方針を掲げる。タイは過去に2度進出したが撤退した。同社担当者は「フランチャイジーも出店場所も変えた新たな挑戦だ。ASEAN(東南アジア諸国連合)地域での店舗を拡大していきたい」と話した。
今回の出店で子会社とフランチャイズが展開する海外店舗は10カ国、244店となった。今後ベトナムでの新店開業も予定しているという。
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