医薬品やポカリスエットの売り上げが伸び、利益を押し上げる

大塚ホールディングスが30日発表した2024年1〜3月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比26%増の773億円だった。米国における抗精神病薬「レキサルティ」など医薬品の売り上げ増が寄与した。清涼飲料水「ポカリスエット」やサプリメントが海外を中心に2割以上伸び、量産効果も出た。

売上高にあたる売上収益は16%増の5195億円。製品の販売が国内外で伸びたことに加え、為替の影響で356億円上振れした。

24年12月期通期の連結業績予想は据え置いた。取締役最高財務責任者(CFO)の牧野祐子氏は「計画に対する進捗は好調だ。外部環境も踏まえ、業績予想に変更がある場合は次回の決算発表(7月)以降に説明したい」と話した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。