楽天市場などのデータを活用し、精度の高い広告配信を目指す

楽天グループと日本ロレアルは19日、消費者それぞれの属性や好みに合わせた美容商品の提供に向け、パートナーシップ契約の締結を見据えた協議を始めると発表した。電子商取引(EC)の「楽天市場」などのデータや人工知能(AI)を活用し、消費者の需要に沿った精度の高い広告配信につなげる。

2025年春の契約締結をめざす。楽天GはAIを使って会員の属性を分類したデータベースや消費行動データなど、「楽天経済圏」から生まれる情報を活用する。

ロレアルのサービス改善にもつなげる。ロレアルは生成AIを活用したスキンケアなどに関する対話型相談サービス「Beauty Genius(ビューティージーニアス)」を提供している。楽天Gはアプリ開発などの経験を生かして利用者の使いやすさ向上に取り組む。

【関連記事】

  • ・楽天G、携帯参入後で初の営業黒字 競合は包囲網
  • ・楽天G、AIでゴルフスイング解析 アプリに機能追加

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。