ワンテラスは秋田市に事業所を構えるため立地協定を結んだ(19日、秋田市役所)

システム開発や外国人材の採用支援などを手掛けるOne Terrace(ワンテラス、東京・港)は19日、秋田市に事業所を新設するため、秋田県や同市と立地協定を結んだ。12月をめどにJR秋田駅に近い場所に事務所を構える。軍事政権下のミャンマーから移住したシステムエンジニア11人が働く。

ウェブサイトや電子商取引(EC)の開発のほか、英語や中国語、スペイン語、タイ語などサイトの多言語表示などを手掛ける。秋田市に大学など高等教育機関があり、優秀な人材を継続して確保できることも判断材料になった。

11人の従業員は23〜33歳で、石中達也社長によるといずれもミャンマーでトップ級の工学系大学を卒業しており、「今後は地域と連携できるようにしたい」という。

ワンテラスは2017年4月に設立。アジアを中心とした外国人の採用支援や仲介、システム開発などを手掛けている。

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