静岡県小山町は妊産婦と子どもの健診や発育のデータのほか、予防接種のスケジュールをスマートフォンで管理できる「小山町母子手帳アプリ」を導入した。料金は無料。町の補助制度の情報や手続き方法も配信し、子育て世帯を支援する。
データはクラウド上に保存され、災害などで紙の母子健康手帳を紛失した際のバックアップになるほか、他市区町村への転居や機種変更時の継続利用にも対応する。アプリ開発のエムティーアイ子会社が開発した「母子モ」を活用し、15日から提供を始めた。母子モの導入自治体は2015年に提供を始めてから668例目になる。
同町では「出産祝給付金」や不妊治療などへの助成制度を用意するほか、子育ての相談に応じる施設も設け、支援体制を拡充してきた。
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