大阪観光局は20日、「大阪モータースポーツ推進協議会」の初会合を大阪市内で開いた。2029年以降のF1シリーズの誘致を目指し、採算の確保や整備すべき施設などを検討して25年末に中間提言をまとめる。
レーシングドライバーの脇阪寿一氏など、モータースポーツやまちづくりの専門家など11人で構成。F1にとどまらず、電気自動車(EV)のカーレース「フォーミュラE」などモータースポーツ全般の誘致を視野に入れる。
F1誘致を巡っては、大阪市が19年に25年国際博覧会(大阪・関西万博)の終了後、会場の夢洲(ゆめしま)での開催を目指したが、採算性などから22年に断念した。
協議会会長を務める溝畑宏・大阪観光局理事長は「大阪にモータースポーツの聖地を作り、次世代モビリティーのイノベーションを実証していく場にしていきたい」と述べた。
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