松屋フーズホールディングス(HD)は20日、ベトナムに牛丼チェーン「松屋」の1号店を21日から開業すると発表した。牛めしや豚生姜焼定食など日本と同様の商品を扱う。松屋フーズが東南アジアに出店するのは初めて。海外展開を進め、収益源を広げる。
1号店は直営で、ホーチミン市の商業施設「Mプラザ・サイゴン」の1階に開業する。店舗面積は約80平方メートルで席数は34席。牛めしで5万5000ドン(約330円)、豚生姜焼定食で9万9000ドン(約600円)などを提供する。1号店を皮切りに順次、店舗数を拡大していく。
松屋フーズは2009年に中国・上海に「松屋」の直営1号店を開業して海外展開を本格化した。14年にはとんかつ専門店の「松のや」の海外展開を始めるなど海外での店舗数を増やしてきた。足元では牛丼店やとんかつ専門店などを中国と台湾、モンゴルで展開しているが、今後東南アジアでも海外展開を加速させる。
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