文章のほか、画像やPDFファイルの翻訳にも対応する(翻訳ソフトの利用イメージ)

ソースネクストは21日、パソコン用の翻訳ソフトを発売したと発表した。人工知能(AI)で精度を高め、かつインターネット接続がない状態でも作動する点が特徴。機密情報を外部に送らずに翻訳ツールを使いたいという需要に応える。2027年3月までの累計で売上高10億円を目指す。

価格は1万9800円。日本語と英語間の翻訳に対応する。字数やファイル容量の制限はない。飛行機や地下鉄での移動中などネット接続が不安定な環境でも利用できるという利点もある。

ソースネクストが従業員1000人以上の企業で働く社員を対象に調べたところ、回答者の半数以上が無料のオンライン翻訳ソフトに対してセキュリティー面の不安を感じていた。同社は新ソフトの情報漏洩リスクなどがない点などを訴求する。

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