明治ホールディングス(HD)の食品子会社の明治は21日、個人の腸内環境に合ったココア飲料を提供するサービスを12月12日から始めると発表した。顧客の腸内環境を測定して、腸内細菌を活性化する成分を配合したココア飲料を提供する。
新サービス「Inner Garden(インナーガーデン)」は、まず顧客に検便をしてもらい、腸内細菌の種類や状態などを測定する。腸内細菌を活性化する成分を配合した5種類のココア飲料のなかから、顧客に合ったものを提供する。初回料金は測定と飲料24本のセットで12000円。2回目以降は飲料24本の定期購入で5400円。専用サイトで販売する。
腸内細菌の構成は普段の食事や睡眠などで変化し、人によって異なる。明治は腸内に多く存在している菌の栄養源を配合した商品を提供する。腸内細菌を測定した後は結果のフィードバックとして腸内状態のスコア付けや腸内環境を整える「腸活」のアドバイスなどをする。
臨床検査大手のH.U.グループHDや腸内環境関連スタートアップのメタジェン(山形県鶴岡市)などと協力する。
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