ウエルシアホールディングス(HD)傘下のウエルシア薬局(東京・千代田)は22日、ロート製薬との共同開発ブランド「リスタ」からフェースマスクを発売すると発表した。12月1日から全国のウエルシア薬局で取り扱う。顧客全体の約3割を占める30〜40代の女性に向けた商品群を充実させる。
「リスタ ステムリッチミルクマスク」を発売する。4枚入り(1980円)に加えて1枚(550円)でも販売することで、これまでリスタの商品を使ったことがない人にも試してもらいやすくする。保湿成分を配合しており、季節の変わり目など乾燥を感じやすい状態の肌にうるおいを与える。
リスタは19年1月に設立されたブランドで、年齢に応じた保湿ケアができるのが特徴。保湿クリーム(5940円)や保湿化粧水(4950円)などをそろえる。肌に変化を感じる30代以降の女性をターゲットにしており、販売金額は年間10億円を超えている。
22日、商品発表会に登壇したウエルシアHDの桐沢英明社長は「当社が目指す『地域ナンバーワンの健康ステーション』になるためにも化粧品販売のさらなる拡大が必要だ」と語った。
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