国内発電大手のJERAは22日、脱炭素への移行に向けた目標を定め、達成状況に応じて条件が変動する社債を発行すると発表した。償還期間は7年(利率は年1.215%)で発行額は150億円。調達した資金は発電所への投資や借入金の返済などに充てる。
今回発行するのは「トランジション・リンク・ボンド」。JERAグループの2030年度の国内の二酸化炭素(CO2)排出原単位の目標を達成しなかった場合、発行額の0.1%相当額を環境保全活動を目的とする団体などに寄付する。28日に発行する。31年11月25日に満期一括償還となる。
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