「復興軽トラ市」は自動車販売店が提供する軽トラを並べ実施する(9月、石川県輪島市)

愛知大学三遠南信地域連携研究センター(愛知県豊橋市)とスズキは24日に愛知県新城市で、地震や豪雨の被害を受けた石川県能登半島の輪島朝市を支援する「復興軽トラ市」を開く。地元自動車ディーラーや販売店から車両の無償提供を受けて実施する。

軽トラックの荷台で産品を販売する軽トラ市では有数の規模の「しんしろ軽トラ市のんほいルロット」に軽トラ3台で出店する。輪島朝市で定番商品の干物や乾物、輪島塗を売るほか、輪島地域や能登半島の情報を映像で提供。能登支援として続けられてきた石川県の産品販売もある。

車両はディーラーのスズキ自販東海(豊橋市)や愛知ダイハツ(名古屋市)、地域の販売店の大海自動車(新城市)が提供。愛知大戸田敏行ゼミナールの学生が軽トラ出店のデザインや当日の販売を担う。今後も隔月くらいで実施予定という。

「復興軽トラ市」での販売業務は愛知大戸田ゼミナールの学生が担う

日本三大朝市とされる輪島朝市は1月の能登半島地震で開催場所が壊滅的な被害を受け、再開できるまで地域外で「輪島出張朝市」を開く。愛知大とスズキは軽トラ市の活用法を共同研究する一環で9月4日に輪島で復興軽トラ市を開き今回が第2弾。

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