日本の「伝統的酒造り」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録される見通しとなった。大阪府高槻市の富田団地にある「足立農醸」は輸出向けの日本酒や、果物などを加えた「クラフトサケ」の製造を今年始めた。インバウンド(訪日外国人)をターゲットとして大阪・ミナミに飲食店も開業した。京都・伏見や兵庫・灘の陰に隠れがちながら、かつて酒どころといわれた大阪。日本の酒の魅力を世界に伝える取り組みには2025年国際博覧会(大阪・関西万博)も追い風になる。
【関連記事】
- ・大阪・高槻に「団地酒蔵」 日本酒技術でクラフトサケ醸す
- ・「SAKE」世界が評価、輸出3年で1.7倍 無形文化遺産へ
- ・大阪は「天下の酒どころ」? 灘に押され衰退、復活機運も
- ・「推し」は子供や孫 中高年・シニアも関連消費活発
- ・大阪万博どうやって行く? アクセス手段の進捗を総点検
- ・毎日行きたい百貨店へ 近鉄百の梶間社長に新戦略を聞く
- ・大阪ミナミ・味園ビル閉店へ 「夜間経済」どうなる?
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。