ブリヂストンは25日、国内3工場で乗用車用の大口径タイヤの生産能力を引き上げると発表した。約270億円を投じ、生産ラインを入れ替える。多目的スポーツ車(SUV)向けなどで拡大する需要に対応する。
彦根(滋賀県彦根市)、鳥栖(佐賀県鳥栖市)、栃木(栃木県那須塩原市)の3工場合計で2028年までに利幅の大きい20インチ以上のタイヤの生産能力を1日当たり約3000本増やす。
多くは国内向けに出荷するが一部は輸出する。同社は高付加価値の大口径タイヤなどに集中する「プレミアム戦略」をとっており、今回の増産投資もその一環となる。
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