スズキは27日、キッチンカーなどの移動販売事業者向けにスマートフォンアプリの提供を始めたと発表した。貨幣処理機大手のグローリー傘下のショーケース・ギグ(東京・渋谷)と共同開発した。出店予定の管理のほか、商品の登録やレジ対応などの機能を備えた。
まず2025年8月末まで無料とし、9月以降の料金プランは後日に明らかにする。スマートフォンだけで利用でき、別途端末を用意する必要はない。
スズキによる移動販売事業者向け事業「Shuppa(シュッパ)」の第1弾のサービスになる。今後、アプリの機能を追加するとともに飲食・物販店の運営を支援するサービスの開発も目指す。
スズキは軽自動車の荷台などで地場産品を販売する「軽トラ市」に関わっており、移動販売事業について「開業の煩雑さや固定店舗とは異なる運営面の課題も大きい」とみる。開発段階から事業者にアプリを使ってもらい、改善点などを反映したという。
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