きらやか銀行本店

じもとホールディングス(HD)傘下のきらやか銀行は27日、インターネット専門支店を刷新し「SBIさくらんぼ支店」を新設すると発表した。ネット支店で通常0.25%の1年定期預金の金利を最大で2.5%に引き上げる。営業地盤がある山形県以外からも預金を集め、顧客網を広げる狙いがある。

12月2日に現在の「ネットきらやかさくらんぼ支店」から名称を変更し、ブランドを新しくする。

じもとHDと資本関係のあるSBIホールディングス傘下のSBIネオファイナンシャルサービシーズと協力し、顧客基盤の強化を進める。

地方銀行でSBIの名称を冠するネット支店を持つのは全国で初めてという。

きらやか銀の「ふるさと応援定期キャンペーン」はSBIさくらんぼ支店で1年定期預金の金利2.5%が適用される。同行の特設サイトを経由し、ふるさと納税の仲介サイト「ふるさとチョイス」で10万円以上を寄付する必要がある。

12月2〜31日の寄付者を対象に2025年1月20日から募集する。適用預金額は最大で10万円。

「リニューアル定期キャンペーン」ではふるさと納税の寄付の有無にかかわらず、1年定期預金の金利0.7%が受けられる。

12月2日から応募を受け付ける。適用額は10万円以上1000万円未満とする。

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