きょうの東京外国為替市場は、けさ発表された東京23区の今月の消費者物価指数の上昇率が市場の予想を上回ったことから、日銀が来月にも追加の利上げに踏み切るのではないかという見方が強まりました。
これを受けて、円を買ってドルを売る動きが進み、円相場は一時、1ドル=149円台まで値上がりしました。
149円台になるのは先月21日以来、およそ1か月ぶりです。
市場関係者は「来週にはアメリカの雇用統計なども控えているため、様子見をしたい投資家も多く、円相場は一方的な動きにはなりにくいのではないか」と話しています。
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